東京都北区滝野川を紹介します

 

JR埼京線板橋駅東(滝野川)口

 

新選組局長・近藤勇の供養塔が、JR埼京線板橋駅東口のすぐ目の前、東京都北区滝野川7丁目にあります。

 

 

滝野川新選組まつり

 

またJR板橋駅東口にある、滝野川さくら通り商栄会をはじめ滝野川市場通り商店街振興組合・御代の台仲通り商店会・きつね塚商店会・滝野川銀座商店会の五商店会主催で、毎年4月29日に滝野川新選組まつりが開催されます。

 

 

東京都北区指定有形文化財(歴史資料)

 

 近藤勇の供養塔は没後の明治九年(1876年)5月に隊士のひとりであり近藤に私淑していた永倉(本名長倉)新八が発起人となり旧幕府御典医であった松本良順『明治4年(1871年)に(從五位)に叙せられた後、松本順と名乗った』の協力を得て、造立されました。高さ3.6m程ある独特の細長い角柱状で、四面の全てにわたり名前が刻まれています。裏面には当初「近藤 明治元年辰四月廿五日 土方明治二年巳五月十一日 發起人 旧新選組長倉新八改杦村義衛 石工 牛込馬場下横丁平田四郎右衛門」と刻まれていましたが、一部は現在判りにくくなっています。

 

 戦術方針の相違から一度は近藤と袂(たもと)を分った永倉ですが、晩年は戦友を弔う日々を送ったと伝えられています。この供養塔には、近藤勇のほか数多くの新選組ゆかりの者たちが祀られているので、新選組研究を行う際の基本資料とされ、学術性も高く貴重な文化財です。

(平成16年3月 東京都北区教育委員会)

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